プログラミングってなんか凄そう!
でも実際はなんなんだろう?
プログラミングはコンピュータに指示を出すことだよ!
でも結局は人間がサボるための道具に過ぎないことを忘れずにね
はじめに
今やプログラミングは小中学校でも学び、IT技術は日常生活に欠かせない存在になりました。
ではそもそも「プログラミングとは何」と聞かれたとき、皆さんは何と答えますか?
新人や後輩、あるいは子どもに聞かれても困らないように、もしくは自分が他の人に聞きづらいと感じているのであれば、ここでおさらいしましょう。
「プログラミングって何?」と聞かれたらこう答えよう
プログラミングとは、、、プログラムを書くことです!
(え、それだけ?)
まずコンピュータがどのように動くのかというと、指示書、つまりプログラムに従って動きます。
指示書が無ければコンピュータは動きません。
そのプログラムを作成すること、コンピュータに指示を与えることがプログラミング、これが一般的な回答になります。
プログラミングはコンピュータにどんな指示を与えている?
はい、大した回答でなく期待外れと感じたでしょう。
大丈夫です、もう少し深く説明します。
コンピュータの機能は基本的に5つです。
- 入力機能
データを受け取る機能 - 出力機能
データを出力する機能 - 記憶機能
データを保持する機能 - 演算機能
データを演算する機能 - 制御機能
処理の制御を行う機能
この5つの機能・装置に対して、それぞれ指示を与えるのがプログラミングです。
そして上記のうち4つに共通するのが、「データ」です。
つまりプログラミングについてもう少し詳しく説明するのであれば、
「コンピュータに対してデータをどのように動かすかの指示書(=プログラム)を書くこと」。
このような回答であれば、納得できる人が少し増えるかもしれません。
プログラミングとはデータ操作
例えばメールであれば手紙、文字データを相手に送る操作と考えるとわかりやすいかと思います。
ゲームであれば、キャラクターも攻撃力や防御力というデータを持った大きなデータです。
話題の深層学習、ディープラーニングもまさに大量のデータを使う技術です。
このようにプログラムというのは突き詰めると(だいたいは)データを操作するものです。
なのでプログラミングをする際、あるいは学ぶ際にはどのようなデータが入力、操作、出力されるのかを考えることで、よりプログラミングに対する理解が深まります。
プログラミングとはサボること
ここまで聞いて、プログラミングは難しそうと思われたかもしれません。
では、少し原点に立ち返って考えてみましょう。
なぜ世の中がITで騒がれているのでしょうか?
ITは何が便利なのか、ITって結局は何をしてるんだ?
シンプルに考えてみてください、ITは人間がサボるためにあるのです。
業務の効率化やDXなどウンタラカンタラ……。
要するに人間の作業をコンピューターが、全自動でやってくれるようにするのがプログラミングです。
なのでプログラマーはいかにサボるかを考えるのが仕事なのですよ。
サボるのが得意な人は向いている職業と言えるかもしれませんね。
さいごに
あらためてプログラミングとは何かと聞かれると、一瞬あれ? と固まってしまうことがあるかもしれません。
プログラミングはデータに対する指示書であり、データの動きを意識しながらプログラミングについて学ぶことを心掛けましょう。