入社したらとりあえず目標を持てって言われたけど
どうしたらいいのだろうか?
それなら身近な先輩をまずは目標にしてみてはいかが?
はじめに
何事もまずは目標を持って取り組むことが大切です。
だいたいの仕事術や自己啓発の本にも書いてあります。
目標の立て方はいろいろあり、どれがいいのか分からない人のために、筆者も実践している簡単な方法について参考にしてみてください!
先輩は未来の自分の姿
会社に入社すると、講師、上司、先輩と接する機会が多くあります。
中には飛びぬけて優秀な人もいるかもしれません。
そんな人を手本、あるいは目標にするのは良いことです。
学ぶことは真似ることであり、闇雲に上を目指すのではなく、明確な目標を掲げる方が、達成率も上がるのはイメージしやすいかと思います。
同じ会社の人であれば、当然その会社の技術を身につけており、皆さん以上の経験もあり、そして数年後のあなたの姿でもあります。
完ぺきな先輩はいない
しかし一つ注意点。
一人の先輩を目標にしてしまうと、その人のクセや悪い部分もうつってしまうかもしれません。
例えば、質問したらすぐ答えてくれて、メールの返信も早く、技術も高い先輩。
けれども遅刻癖がひどかった。
ではどうすればいいのか。
目標を一人ではなく、複数人に設定すればいいだけです、単純明快。
複数の先輩を目標にするメリット
複数の先輩を目標にすると、次のようなことが可能になります。
異なるスキル・経験を学べる
先輩たちはそれぞれが異なるスキルや経験を持っています。
誰しも得意不得意はあるものです。
たとえば、ある先輩は技術面で優れている一方、別の先輩はコミュニケーション能力が高い場合、それぞれの専門知識やスキルを学び、自分自身のスキルアップに役立てることができます。
異なるアドバイスを受けることができる
複数の先輩がいると、異なるアドバイスを受けることができます。
同じ質問をしても、それぞれの先輩から別の回答が返ってくるかもしれません。
それぞれの先輩から異なるアドバイスを受けることで、自分自身に合ったアドバイスを選び取り、より成長することができます。
異なるキャリアパスを知ることができる
特にIT業界では、様々なキャリアパスを選ぶことができます。
昨今のIT技術の進歩とニーズも考えると、他の業種にキャリアチェンジすることも選択肢の一つになりつつあります。
新人の頃は、なかなか自分のキャリアについて考える余裕はないかもしれません。
しかし身近な自分の上司の背中をただ追うだけでは、本当に自分が目指したいものが見えなくなってしまいます。
なので色んな人を目標にして、いろんなキャリアを探してみてください。
皆さんのキャリアは人に決められるものではなく、自分で見つけるものです。
さいごに
技術面はこの先輩で、自己研鑽はその先輩、事務処理能力はあの先輩、というふうに組み合わせると、最終的にできあがるイメージ像は、結局は自分のオリジナルの目標です。
そしてその目標を達成することができたのであれば、あなたは理想の先輩になることができ、その背中をまた後輩が追いかけることになるでしょう。