プログラマー以外も必見! 大人が身につけるべき仕事に役立つ因数分解のキホン

社会人基礎

なんで急に因数分解が出てくるんだ?
数学なんて使わないよ

ハトみかん
ハトみかん

因数分解は数学だけじゃなくて仕事や日常などに応用できるんだ!
身近なもので説明するよ

はじめに

皆さんの嫌な記憶を呼び起こします。
「因数分解」、避けて通れないため、早めに復習しましょう。

因数分解とは、対象物を因数、因子に分解することです。
難しい用語が多くてしんどいですね。身近な例で説明します。

因数分解の一例と説明

A子「先月のバイト代が15万円だった〜」
B子「えーすごーい! 何日働いたの?」
A子「15日だけど、時給2000円だよ」
B子「じゃあ一日5時間働いてるんだね」

まず、上の会話で出てきた要素は何でしょうか?
・先月のバイト代(15万円)
・日数(15日)
・時給(2000円)
・働いてる時間(5時間)
この4つです。これらを数式に組み込むと、「先月のバイト代=日数×時給×働いてる時間」となるわけです。

これが因数分解です。
「先月のバイト代」という対象物を「日数」「時給」「働いてる時間」に分解しただけです。

そこまで難しくはないのではないでしょうか。普段の会話でもありうる状況です。
これがどうした、なんの意味があるんだと、因数分解に対する嫌悪感は変わらないと思います。

なぜ因数分解をするのか

ここで次の質問について考えてみましょう。
「バイト代を増やすためにはどうすればいい?」

ようやく因数分解が役に立ちます。
先ほど分解したことで、バイト代を増やす方法が主に3つだということが分かるのです。
「日数」を増やす、「時給」を上げる、「働いてる時間」を増やす。
この3つです。

「バイト代」を構成する要素をどれか一つでも上げる、増やすことができれば、バイト代を増やすことができるのだと、因数分解をすることで考えることができるのです。

因数分解は複雑な対象を単純な要素に分解することです。
つまり物事をシンプルに考えるための技術なのです。

意識的に因数分解をするんだ!と考える必要はありませんが、物事を分解してシンプルに考えるクセは身に付けていくようにしましょう。
早く始めれば早く習得できます。

さいごに

新しいことを学ぶとき、難しいと感じた場合は分解して一つ一つしっかり学ぶことが大切です。
しかしそこを説明してくれなくて、いきなり基礎を飛ばして進める研修もあると思います。

現場配属というタイムリミットがある中で、基礎を一から身につけるためのハードスケジュールなのかもしれません。

本サイトでは、なるべく因数分解した要素一つ一つに焦点を当てて、丁寧な解説をして皆さんの基礎理解を深められるようにしていけたらと思います。

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