先輩に目標を立てとけ言われたけどなんだか面倒くさいな
その気持ちはわかるけど
目標がないと何もないまま時間だけが過ぎてしまうよ!
はじめに
就職活動、あるいは転職活動を終えて無事にIT企業に入社した皆さん。
入社式やオリエンテーション、あるいは役員講話などを終えて、いよいよ明日から研修が始まるとなったとき、まずすべきことは「目標を明確にする」ことです。
理想の企業に入社することが目標で活動し、ようやく目標が達成できたのに、また目標を作らなければいけないのかと嫌になるかもしれません。
しかし、目的はIT企業に入社することでしょうか?
まずは目的と目標の違いについて説明しましょう。
目的と目標の違い
目的とはゴールのことです。
例えばカレーを食べること。
そして目標はゴールまでの標<しるべ>、チェックポイントです。
例えばカレーを食べるために材料を買う、料理するなどです。
プログラマーになるため、手に職をつけるため、目的は様々だと思います。
とりあえず入社することが目標で、別に目的なんてない、周りに合わせて就職しただけ、それでも全然アリです。自分もそうでした。
明確にすべきと題名に書いたのは「目的」ではなく、「目標」のほうです。
転職した人は目的があって入社したのかもしれません。
けれども社会人になったばかりの人であれば、経験もないのに目的を持てなんて言われても頭抱えるだけです、よくわかります。
目的とか、将来の夢とか、急いで考える必要はないと思います。
周りを見ても分かる通り、みんなとりあえず目の前のことをやっていたら、気づいたら大人になっているものです。
目標を明確に、継続的に
目的がなくとも、目標は立てられます。
目的がなくてもIT企業に入社するという目標は達成できます。
しかし目標はあくまでチェックポイント。
そこで止まってしまうのではなく、次へ進み続けることが大切です。
なぜなら目標を立て続ければ、いずれ目的(ゴール)が見えてくるからです。
入社したばかりの皆さんはその企業で技術研修を受けるかもしれません。
(もしくはいきなり現場でOJTもあるかも)
まずはその研修をこなすことを目標にしましょう。
いずれ大小さまざまな目標が出てくると思います。
目標の先輩ができたり、資格取得を目標にしたり、昇給を目指してがんばるなど。
そうすると、そのうち自分のやりたいことが出てくるかもしれません。
独立して個人事業主プログラマーになる、自分のアプリを作って売り出す、などなど。
もしかしたら自分が本当にやりたいことはITではなく他の業界、業種だったと気づくかもしれません。
それに気づくために、意識的に、習慣的に目標を立てるようにしましょう。
さいごに
本サイトは名前の通り、目的(ゴール)は「一人前の技術者」としています。
その「ロードマップ」として、皆さんに様々な指標、標<しるべ>、
つまりは目標を提示していけたらと思います。